こんにちはスタッフWです。先日ちょっと心温まる風景を目にしました。ウチのホテルの正面玄関は片開きのガラス扉なのですが、その扉を年配の老紳士が開けたまま押えて立ち止まっているのです。時間にして4、5秒でしょうか。「何してるのかな?」「動けないのかな?」「声掛けに行こうかな?」こんな事を考えながら老紳士を見守っていると4、5秒という時間が地味に長く感じます。老紳士のその行動の答えは6秒後に分かりました。老紳士の後ろからこれまた品の良さそうなご婦人が歩いて来られたのです。
「…ああ、レディファーストだ、ドアを開けて待っていたんだ」そう思った瞬間僕の胸がキュンと鳴りました。2人が歩いているビジネスインノルテの正面玄関はその瞬間、「明治時代の鹿鳴館」という風情を漂わせていました。奥様をエスコートして歩く老紳士の姿がまた絵になっています。女性に対する姿勢や心遣いというものを人生の大先輩から教えて貰ったような気分です。見ていて本当に心が温かくなりました。
僕なんか先日珍しい事に、
女の子とイタメシ食べる機会があったんですけど、大皿で何品か頼んで最初にバジルソースのパスタが来まして、腹が減ってた僕は早速トングで自分の小皿に取り分け、むさぼるように食べ始めたんですけど、そうしたら相手の女の子に、
「いやー、取り分けてくれるかと思って待ってたのにー」
なんて言われてしまいました。いやぁ、食欲ごときに負ける僕の薄っぺらなレディファーストの精神、我ながら情けないやら恥ずかしいやら…。鹿鳴館にはほど遠いな。
…さて、当ホテルでは全室に入浴剤をプレゼントしています。まだまだ寒い北海道の冬、冒頭の老夫婦の話で心を温めてもらえたなら、次はこの入浴剤でどうぞ冷えた身体を温めて下さい。皆様のご来館、心よりお待ちいたしております。
